一人暮しの大学生の私。半同棲の彼に日常的にDVされてた。その日、突然弟が訪ねて来て、私の変わり果てた姿に愕然。弟「俺がねーちゃん守る」→そこへ彼が帰って来て…結果www
426:恋人は名無しさん2009/11/29(日) 14:55:03ID:+EgTFY5TO 長いです。創作風にまとめてみました。 私子 20歳、大学生 彼男 24歳、私子の当時の彼氏 虎男 17歳、私子の弟 私子は小さい頃父親に虐待されたことがあった。最初は普通の家庭だったけれど、虎男が生まれてすぐ母親が病気で亡くなり、それから父親は人が変わったようになって女を連れ込んだり私子や虎男に手を上げたりしていた。 二年くらいたった時に母方の祖父母が異変に気付き、私子と虎男を引き取って育ててくれた。同居していた母兄夫婦も私たちを実の子のように可愛がってくれたし、虎男もちょっとシスコンだけど剣道の強い健全な高校生に育った。 私子は大学入学と同時に一人暮らしを始めた。 しばらくして彼氏ができた。それが彼男だった。彼男は最初は優しくて男前な好青年で私子も幸せな毎日を送っていたが、時間がたつにつれて暴言を吐いたり、遂にはボーリョクを振るうようになった。 一人暮らしの私子の家にちょくちょく泊まりにきては料理と体を求め、少しでも逆らうと暴言暴行。 今考えたらすぐ逃げ出すべきだったんだけど、昔の記憶もあって、殴られたりしても黙って震えているしかできなかったし、誰にも相談できなかった。 427:恋人は名無しさん2009/11/29(日) 15:03:29ID:+EgTFY5TO 彼男と付き合って二度目の冬、私子はいつものように実家に帰る支度をしていた。長期休みにはいつも実家に帰っていたし、彼男もさすがにそれは妨害してこなかった。 しかし突然乱入してくる彼男。 彼男「お前何してんだよ」 私子「明日から帰省するのー」 彼男「は?何言ってんの?俺帰っていいなんて言ってねーよ」 私子「でも帰るって言っちゃったし…」 彼男「ふざけんなよ!許さねーからな!いますぐ電話して断らないとぶっコロすぞ!!」 私子が拒否すると殴る蹴る。ハダカにされて外に出すぞ、と脅されついに電話すり私子。 私子「もしもし。うん、私子だけど」 虎男『ねーちゃん!どしたの?明日帰ってくんだろ?俺駅まで迎えに行くから!!』 虎男の声を聞いてまた泣きそうになるけど、彼男に髪を引っ張られて痛い。 私子「ごめんね、ちょっと大学の用事できちゃったから今回は帰れなくなっちゃった。」 虎男『えー。なんで?ねーちゃんなんかあった?』 私子「なんにもないよー。大丈夫。ごめんね。みんなによろしく言っといて。」 虎男『ねーちゃん』 私子「じゃあね。」 切った。体中痛くて泣いた。泣いたらまた殴られた。それから無理やり何回も抱かれて、気が付いたらもう夜で真っ暗な部屋で一人だった。ハダカで寒くて泣いた。 そしたら玄関でがちゃがちゃする音が。やばい彼男帰ってきた!と思って慌てて隠れようとしたけど、間に合わなくて誰かが家に入ってきた。電気つく。 虎男だった。 430:恋人は名無しさん2009/11/29(日) 15:14:17ID:+EgTFY5TO sage忘れごめんなさいorz 虎男「ねーちゃん!」 私子「虎男…」 慌てて体を隠す私子。私子のあざだらけの体みてびっくりしてる虎男。 でもすぐに近づいてきて、自分の服をかけてくれた。 虎男「ねーちゃんどうしたんだよすごい怪我じゃん!病院いこ病院!」 私子「だめ…大丈夫だから…」 尋常じゃないと察したらしい虎男、黙って風呂をわかして私子の傷の手当てをして、あったかいお茶を入れてくれた。 虎男「誰にやられたんだよ」 私子「大丈夫だから」 虎男「全然大丈夫じゃねーよ!じーちゃんとばーちゃんが行ってこいって言ってくれて俺来たから良かったけど、俺来なかったらタヒんでたかもしんねーじゃん!」 私子「うん…」 虎男「俺やなんだよ、ねーちゃんが怪我とかすんの。あいつ(父親)のこと思い出すしさ」 私子「あんた…覚えてたの?」 虎男「覚えてるよ。俺庇っていつもねーちゃんばっかり殴られてたしょ。だから大きくなったら俺が守ってやるって思ってたんだぜー」 私子「生意気…」 虎男「俺ケンカ負けたことないし超強いよ!ねーちゃん一人くらい俺が守ってやるから話せよ!」